【やさしいビジネスメール講座】「受け取ってください」ってなんて言う? 申請メール等に役立つ表現は?
こんにちは、けむです。
メールで表現のしにくい文章っていくつかありますよね。
会話ことばならこういえばいいとわかってるけど、それを文章で書こうとするとうまく書きづらいことは、社会人歴何年たってもあるものです。
僕は、会社員になってから15年ぐらいたちますが、いまだにメール表現がむずかしくて悩むことは日常茶飯事的によくあります。
会社に入りたての頃はなおさらでした。
今回は、申請書等を「受け取ってください」と言いたいときにどう書けば適切かということについて、僕の経験をお伝えしようと思います。
申請書などを提出するときに「受け取ってください」と言うと、ちょっと変な感じがして適切でないように感じませんか?
おそらく違和感の原因は、メールは一方通行のツールだからだと僕は思います。
受け取ってくださいというメールとともに、添付ファイルに申請書がくっついている。
「もう受け取ってるし・・」という受け側の気持ちが容易に想像できてしまうから、なんかもやもやと不適切な表現に感じてしまいます。
いくつかの解決方法がありますので、紹介したいと思います。
状況に応じて使い分けてみてください。
「お受け取りください」
「受け取ってください」というと、どうしても不躾(ぶしつけ)にとらえられてしまいそうです。そんなときは、ていねいな表現に変えるだけでもよいと思います。
「受け取ってください」をていねいな表現に変えると・・・
- お受け取りください。
- お受け取りよろしくお願いします。
などがあります。
「申請致します」
〇〇してください。とか△△をお願いします。というと、相手になにかを押し付けている感じがしてちょっと・・・。と感じてしまう方には、自分の行動や目的を書いてみるとよいと思います。
例えば、申請書を提出するとき、メールに申請書のpdfファイルなどを添付した上で、下記のように書きます。
- 〇〇の申請を致します。申請書を添付しましたので、よろしくお願いします。
- 〇〇のご判断を頂きたく、申請致します。よろしくお願い致します
「ご査収のほどよろしくお願いします」
実は僕はこれを一番よく使います。
社内宛にでも社外宛にでも使える文章です。でも社会人になるまでは知りませんでした。
- ご査収のほどよろしくお願いします。
さてここで出てくる「査収」の意味なのですが、
”よく調べて受け取ること” だそうです。
つまり、ご査収のほどよろしくお願いします。とは、「査収」をていねいにお願いするときの表現です。
注
「ご査収よろしくお願いします」でも全く問題ありませんが、”~のほど” を付け加えることでよりていねいな表現になります。
まとめ
主に、申請書を添付するケースを想定していくつかの表現方法をご紹介しました。
どれが正解というわけではありません。
メールを受け取る相手の気持ちを想像して、その場に応じた適切な表現方法を選んでみてください。
それでは。
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