Amazon偽レビューの見分け方 レビューは☆2~☆4を参考にすべし
こんにちは、けむです。
ネットショッピングをするときに、商品説明と同じぐらい参考になるのが使用者の『商品レビュー』ではないでしょうか。かくいう僕も、ネット購入するときは必ず口コミやレビューを読んでから購入するようにしています。
特に僕は、AmazonのヘヴィーユーザーなのでAmazonのレビューにはいつもお世話になっています。しかしながら、実はAmazonのレビューには、偽レビューが多数紛れていることをご存知でしょうか?
もしかしたら、「レビューは良かったのに、買ってみたら全然良くない商品だった」なんて経験をした人もいるかもしれません。今日は、Amazonの偽レビューの見分け方と参考にすべきレビューをお伝えします。
ユーザーがレビューを書くメリット
さてAmazonでもよく見かけるレビューなのですが、これを書くメリットってなにかあるんでしょうか?結論から言いますと、
・・・無い!
んです。そうなんです。ないんです。
レビューを書いても、Amazonから何ももらえません。良レビューをたくさん投稿していると、Amazonから試用とレビューの依頼がくることもあるようですが、真実はさだかではありません。
ならば、なぜ人はレビューを書くのでしょうか。答えは一つ。なにかレビューを書くメリットが必ずあるからです。以前一度だけ、買った商品の中に「☆5でレビューを書いてくれたらギフト券さしあげます」と言った手紙が入っていたことがあります。おそらくこれは一例ですが、Amazonに出店しているネットショップは、そういったいろんな手段で良レビューを集めていると考えられます。
なぜか薄利になってまでそんなことをするかというと、Amazonにおいて良レビュー数は最も重要な項目だからです。買う人は、商品説明とレビューしか判断する情報がありません。また良レビューが多くなれば、検索上位に表示されるようになり、購入する人は増えていきます。
Amazonに出品しているネットショップもショップ同士で熾烈な戦いをしています。ですから、最も価値のある「良レビュー」自体を取引していると思われます。
なんらかの方法で取引された「良レビュー」を本記事では「偽レビュー」と呼ぶことにします。
多すぎるレビュー数は変!
どのように良レビューを増やすかと言った方法については、ググるといろいろな記事がでてきますのでそちらをご参照ください。
下の写真は、「自転車 ライト」と検索した時に表示された商品たちです。
ウソだろってぐらいのレビュー数。一番多いのはレビュー数725件 です。もー不自然過ぎて笑っちゃいますね。
ここまでレビュー数が多いと、怪しいことこの上ないのですが、ショップからすると怪しいか怪しくないかはおそらくさほどどうでも良いことなんだと思います。
売る側からすると、検索上位に表示させることが最たる目的なのであって、それ以外はどうでもよいのです。(海外ではよく聞く考え方ですね)
さて僕ら買う方としては、はっきりいってどうしようもありません。
ただ、レビュー数の多い商品は、偽レビューが多数書かれていると思っておいてください。
(だからといって、質の悪い製品とは限りません)
レビューの☆の分布をみてみよう
ではどのように本物のレビューと偽物のレビューを見極めていけばよいのでしょうか?
レビュー数の数字をクリックしてみてください。すると下のような画面に移動します。
コチラの画面の左上の棒グラフをご覧ください。
これがレビューの分布です。☆5が78%で、☆4が17%、それ以外は1,2%です。
ほとんどが☆5のレビューであることがわかります。
☆5と☆1は読む必要なし
☆5のレビューは、偽レビューの可能性がとても高いと考えておいたほうが良さそうです。前述の「☆5レビュー依頼の手紙」のように、☆5の偽レビュー自体が取引されている可能性が高いからです。いっそ読む必要はありません。
一方で、実は☆1も偽レビューがまぎれこんでいる可能性が高いのです。
Amazonの中で、ライバル店が足を引っ張るために、わざとユーザーのフリをして悪評を書き込んだりすることもしばしばあるようです。
☆2、☆3あたりがリアル
レビューを参考にするなら☆2,3あたりを参考にしましょう。
☆2はやや不満。☆3は良くも悪くもある。と言った評価イメージですが、この領域は良レビューを書いてほしいショップからしてもうれしくない評価点ですし、足をひっぱるライバル店としても、悪評というほどでもないですから、どちらの立場からでも中途半端なのです。
つまり本当のユーザーのレビューが書かれていると考えられます。
とはいえ、☆2、☆3はどちらかというと悪い評価なので、もし検討中の商品レビューに☆2,3が多ければ、考え直した方がよさそうです。
(補足)
管理人けむの経験からすると、☆4は本物っぽいレビューもあるが、多数偽レビューもある印象です。
やはり品質は値段相応
Amazonでの商品選びの際には、ぜひレビュー一覧から☆2や☆3のレビューを参考にしてみてください。「☆5はたくさんあるが、☆2もそこそこある」という場合は、良くない商品である可能性が高いです。
僕自身、いつもAmazonで買い物をして思うのは、だいたい「品質は値段相応」であるとことです。ただ、安いから粗悪品だと言っているわけではありません。
必要な機能や信頼性を十分に確保できていないものは粗悪品ですが、求められる機能や性能をフォーカスして、できるだけ安く商品を提供するというのは、ものづくりとしては正しい姿です。
偽レビューが紛れているとしても、僕はこれからもAmazonを利用し続けます。(きっと)みなさんも今後は、ぜひレビューを見る際には「☆5と☆1のレビューはアテにならないなー」と考えて見てみてください。
それでは。